【本】エンド・オブ・ライフ 著者︰佐々涼子
わたし、結構本を読むのが好きなのですが
影響を受けた本を皆様にご紹介したいと思います
佐々涼子さんのエンド・オブ・ライフという本です。
個人的に以前佐々涼子さんの本を読んでたことがあって、たまたまネットニュースかなんかで見かけてタイトルをみてすぐ惹かれて帯を見てすぐ購入しました☺️
ステージ4の膵臓癌を告げられた看護師の告知されてから亡くなるまでのことがかかれています。
訪問看護師としていろいろな方をみてきたからこそ分かることがあって、
看護師っていう、病気のことを理解して患者を見る側だった方が、患者側になっていろんな葛藤と戦われているのが印象的でした。
自分だったらどうだろう、どう向き合うだろう。大切な家族も残して、仕事もあって、自分は…といろいろと思いました。
また、著者の方は医療者では無いので、個人的には著者の方とお父様によるのお母様の看護の場面がすごく響きました。
お父様がひとりで自宅介護を続けてこられた方で、すごく凄くお母様を大切に丁寧に介護をされていて。
そんな中、入院することになったお母様。
大事なゆ家族を「こんな状態」にして、とお父様がとられた行動に、看護師が「やめてください!」と声を上げます。
業務に追われる医療者からしたら厄介な患者家族…でも、それは家族を思う気持ちがあれば当然のこと。
医療者として働く自分は、どうだっただろうかと凄く自分の看護師としての仕事をもう一度思い返す機会になりました。
業務に追われるだけじゃなくて、思う家族のことももっと考えて、ひとりの人としての患者さんを大切にしよう。
はずかしながら、私は教科書を読んだって、参考書を読んだって、働いていたっていつだって看護師目線で、患者や家族目線では見えてるようでみえてなかった。
わたしたちがするのは看護であって、業務じゃないんだ、って気付かされて凄く衝撃でした。
働く看護師にこそみてほしい。そして、医療者だけでなく、病気と向き合っている患者さんや、患者さん家族、…いろんな人に読んで欲しい。
素敵な本です。
上手く紹介したいのに、語彙力が欠乏しすぎて伝わらない…。
とりあえず、読んで見てほしい!!!めためたいい本なんです!!すごく素敵な本!!